世界一のマンハッタン・超高層マンション、最高額は108億円



ニューヨーク・ミッドタウンで9月17日、世界で一番高いタワーマンションとして建設が進む超高層ビルが一般に公開

された。

同ビルは、95階建て(472m)の「Central Park Tower」。マンハッタンでは世界貿易センター跡地にある

「One World Trade Center」(541m)に次ぐ高さ。(尖塔の高さを含まなければ、Central Park Towerは

マンハッタンで最高)

場所はセントラルパークのすぐ南側と好立地。179世帯分あり、昨秋より売り出されている。
 

価格帯は、約7億からで、最高額は、3フロアにまたがるペントハウス(1,477平方メートル・約108億円)

同じビル内は、100階前後の3フロアにまたがり、最高級プライベートクラブ「Central Park Club」となっていて、

住民専用のプール付き屋外テラス、室内プール付きのウェルネスセンター、ボールルームなどが作られる。

地上7階までは、市内で初進出のデパート「Nordstrom」が入り、今年10月24日にオープン。

日本一高いマンションは、大阪の「The Kitahama」(54階建て、209m)で、Central Park Towerはそれらの

約2倍以上の高さ。

Central Park Towerの建設が進むマンハッタンのミッドタウン57丁目は近年、富の象徴となっている。

2015年に「432 Park Avenue」が完成して以来、次々に高層コンドが57丁目沿いに計画・建設され、

「Billionaires’ Row (億万長者通り)」などと呼ばれ、世界中の大金持ちから注目される。

ビルのデザインは、シカゴの建設会社「Adrian Smith + Gordon Gill Architecture」によるもの。

サウジアラビアに建設中の世界一高いタワー「Jeddah Tower」(ジッダ・タワー・1008m)もデザインした

同社は、「Central Park Towerは、建築規制と近隣住民からの許可が下りさえしていれば、もっと高く作ることが

できたのに」とコメントしている。

構想から15年と長い年月を経て、世界一高いタワマンは完成に近づいている。

Central Park Towerの完成予定は2020年である。



 








(マンションからの景色)






 

 

 



(モデルルーム)

 

 


 

ニューヨーク・超高層ビル・ランキング(300m以上)
(赤文字は超高層マンション)


ランク ビル名称       高さ(m)階数   完成年   構造     用途


(建設中のCentral Park Tower 472m・95階)




(左端の建設中の超高層マンション111 ウェスト 57th ストリート(別名:スタインウェイ・タワー高さ435メートル・82階)




432 Park Avenue・425m・85階)





建設中の(Central Park Tower 472m・95階)左側






(左端の建設中の超高層マンション111 ウェスト 57th ストリート(別名:スタインウェイ・タワー高さ435メートル・82階)





建設中の(Central Park Tower 472m・95階)左側





建設中の(Central Park Tower 472m・95階)左側




建設中の(Central Park Tower 472m・95階)右側


 

 

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