韓国一の555m超高層ビル・ロッテワールドタワー、450mに到達
ソウル南東部の蚕室(チャムシル)。大型テーマパーク「ロッテワールド」の隣で、555mの超高層ビルの建設が進み、450m
に到達した。
完成すれば、555m・123階建てで韓国一の高さになり、世界でも6番目の高さになる。
しかし、2022年には、世界で19番目の高さに後退する。
巨大商業施設「第2ロッテワールド」の核となる。
ソウル最大級の水族館や20以上のスクリーンがある映画館、ショッピングモールも備える。拡大路線を走る韓国ロッテの象徴でもある。
日本ロッテは「プロ野球の球団を持つ菓子メーカー」という印象だが、韓国ロッテは小売業から石油化学まで手がける巨大企業である。
売上高は約9兆円で、近年は中国や東南アジアへ積極的に進出している。日本ロッテの売上高は4千億円で伸び悩んでいる。
ところが、第2ロッテワールドでは昨年10月の仮オープン後に水族館から水が漏れ、映画館では不自然な揺れが発生した。
工事関係者の転落事故も起きるなど、トラブル続き。巨大企業グループの失態として社会問題となっている。
(2016年世界・超高層ビル・ランキング)
(韓国・超高層ビル・ランキング)
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