日立、世界最速エレベータ、中国の超高層ビルに設置へ

 


 

 

 日立製作所は4月21日、世界一速いエレベーターを開発したと発表した。2016年に完成予定の中国・広州市の530m・111階建て

 

ビルに、2基取り付ける。時速72キロ(分速1200メートル)で、1階から終点の95階まで43秒で着くという。

 

 

現時点では、台湾の101階建てビルにある東芝エレベータ製のものが分速1010メートルで最速だったが、日立製はこれを上回る。

 

 

巻き上げる力が従来より3割強い新型モーターを開発した。かごを引くロープは強度を高め、約3割軽くした。揺れや急激な気圧の変化

 

を抑える工夫もした。

 

 

超高層ビルの建設が相次ぐ中国は、世界のエレベーター需要の6割を占める。

 

 

 

(エレベータの歴史)

 

 

  • 1961年、210m/min (=12.6km/h)のエレベーター(三菱製)を有する京都国際ホテル(10階)が開業。当時日本最高速。

 

  • 1968年、300m/min (=18km/h) のエレベーター(日立製)を有する霞が関ビルディング(156m)が開業。当時日本最高速。

 

  • 1974年、540km/min (=32.4km/h) のエレベーター(日立・三菱製)を有する新宿住友ビルディング(210m)が開業。当時世界最高速タイ。

 

  • 1978年、600m/min (=36km/h) のエレベーター(三菱製)を有するサンシャイン60(239m)が開業。当時世界最高速。

 

  • 1993年、750m/min (=45km/h) のエレベーター(三菱電機製)を有する横浜ランドマークタワー(296m)が開業。当時世界最高速。

 

  • 2004年、1,010m/min (=60.6km/h)のエレベーター(東芝製)を有する台北国際金融センター(508m)が開業。

 

  • 2014年完成予定の上海タワー(632m)に1,080m/min(=64.8km/h)のエレベーター(三菱製)が設置されることが決定。

 

  • 2014年、日立製作所が従来よりモーター出力を向上しロープ重量の30%軽量化による世界最速となる1,200m/min(=72km/h)のエレベーターの開発に成功。2016年に中国広州(530m)の高層ビルに設置。

 

 










 

 

 

 

 

 

 

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