超高層ビル群を圧倒、ヨーロッパアルプス・ドロミテ山塊の迫力



 イタリア・ヨーロッパアルプス東部、イタリアとオーストリア国境付近に広がる山岳地帯にあるドロミテ山塊は、2009年6月にその独特な山

容、美しく迫力ある自然景観、地形・地質学的価値が認められユネスコ世界自然遺産に登録された。

空に向かい垂直に切り立つ岩壁の山頂群の迫力は、ニューヨークの超高層ビル群などを遥かに凌ぐ。

ドロミテは、連続的に伸びた山脈とは異なり、むしろ山塊の集まりで、巨大な超高層ビル群のような山塊は多くの渓谷により区画され、島のよ

うにそれぞれ孤立している。ドロミテの最高峰は、マルモラーダ(3,343メートル)で、4,000メートル級の山々が連なるアルプス山脈西部と

は標高差があるが、空に向かい垂直に切り立つ山塊・岩壁の頂は実際よりもはるかに高い印象を与える。



 

 













 






 


(イタリア・ヨーロッパアルプス東部・山岳地帯にあるドロミテ山塊の分布図)

 

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