中国、400m超・超高層ビルが全国で建設ラッシュ



 中国で超高層ビル建設の勢いがとまらない。400m以上の超高層ビルが11棟建設中である。(香港を除く)

 

600m以上の超高層ビルも2棟(深浅660m・上海632m)建設中である。

 

 農村にも、日本一の大阪の超高層ビル・あべのハルカス・300mより高い高さ328メートルの超高層ビル(地上72階建て)が建設

 

されている。上海から北西の江蘇省華西村。人口約2千人、周囲に高層のオフィスビルは一つもない。そんな場所に、超高層ビルが建設さ

 

れている。

 

 

 

超高層ビルは村成立50周年の象徴。村によると、ビルの大半を村営ホテルとし、アジア最大級の回転展望台と商業施設を整備。さらに

 

200戸の村民が1千万元ずつ出資し、一部を区分所有するという。

 

 

華西村、ただの農村ではない。人民公社で集団農業をしていた61年から、闇で工業化を進めた。ネジ製造を始めたら爆発的に売れ、

 

農業では500人で5千元の収入しか得られなかったが、工業は30人弱で15万元も稼いだ。

 

 

いまは傘下の鉄鋼業や紡績業が好調で、2010年は35億元の利益を出した。村の事業を株式会社化し、深セン証券取引所にも上場。

 

工場の従業員でもある村民は株式を持ち合う。村民に毎年配分される株式を、延べ床面積約500平方メートルの別荘風の住宅と交換し、

 

豊かな暮らしを送る。華西村を昨年、地方政府の視察団や観光客250万人以上が訪れた。

 

 

 

最大の経済都市上海。08年に完成した世界で3番目に高い上海環球金融中心のすぐ隣に、中国第二となる高さ632メートルの「上海

 

中心」が建設されている。基礎工事を終えて、巨大なクレーンが4基、低層部を建設中である。

 

 

広州と南京では昨年、400メートル台の超高層ビルが完成。深センや天津などでも競うように500メートル以上のビルが計画中である。

 

 

 内陸部の湖北省武漢、豊かな大都市だけでなく、河南省や江西省などの地方都市でも建設が相次ぐ。

 

 

 

中国では建設資材や労働者の賃金が先進国に比べ格段に安い。このため、超高層ビルでもコストを抑えることができ、土地不足の大都市

 

で超高層ビルが建設されるのは自然の流れなのである。

 

 

一方中国人は張り合うのが好きで、ほかよりも優れていると思われたいという見方もある。また、地元政府は、より高く、との欲求が強い。

 

 

「財テク」の側面もある。超高層ビルの建設で周辺土地の価値を高められれば、地方政府は土地売却による収入を増やせ、幹部の業績に

 

もなる。経済の実力にそぐわない超高層ビルが地方都市に乱立するようなら、ドバイのようにバブルが崩壊する。

 


 

 

(中国で建設中の主な超高層ビル・一部最近完成)

 

 平安国際金融ビル(深浅)  660 

 上海中心          632  

 高銀117ビル(天津)   597  

 広州東塔          530 

 大連緑地中心        518 

 上海環球金融中心      492 

 嘉陵帆影中心(重慶)    468 

 南京紫峰ビル        450 

 京基100ビル(深浅)   441

 


 

 (建設中の660m・中国一の超高層ビル・平安国際金融ビルの仕様)

 

 

Facts
Official Name Ping An Finance Center
Former / Other Names Ping An International Finance Center Tower 1
PAFC
Type building
Status under construction
Country China
City Shenzhen
Street Address Lot No. 1, Futian District
Building Function office
Structural Material composite
Proposed 2008
Start of Construction 2010
Completion 2015
Companies Involved
Owner Ping An Life Insurance Company of China
Developer Ping An Life Insurance Company of China
Design Architect Kohn Pedersen Fox Associates
Associate Architect China Construction Design International
Structural Engineer Thornton Tomasetti
MEP Engineer J. Roger Preston Group
Material Supplier ALT Cladding
Figures
Height: Architectural 660.0 meter
Height: Occupied 555.1 meter
Height: To Tip 660.0 meter
Height: Observatory 550.0 meter
Floors Above Ground 115
Floors Below Ground 5
# of Elevators 76
Top Elevator Speed 10 m/s
Development GFA 385,918 m²
# of Parking Spaces 1174














 

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