世界一の超高層ビルを遥かに凌ぐ、アルプス北壁の迫力アイガー (Eiger) は、ヨーロッパアルプスの代表するスイスの山で、標高は3975 m。 そのアイガー北壁は、高さ1800mの直立した岩壁で、ヨーロッパアルプスの三大北壁と呼ばれている。その迫力は世界一の超高層ビル ブルジュ・ハリファ(828m)を遥かに凌ぐ。 1935年〜1958年までに25回の登頂が試され、死者が15名に及んだものの、13回67名が登頂に成功している。 (アイガー北壁) (北壁のルート案内図が掲示されている。)
また、マッターホルンは、山体はピラミッド型で4つの斜面があり、東壁の高さは1000m、北・南・西壁はそれぞれ1200m・1350m・1400m。 山自体が巨大な超高層ビルのようである。 スイスとイタリアの国境に位置し、スイス側の麓にはツェルマットの町があり、マッターホルンの標高は4478mである。 東壁と北壁がツェルマットの町から見える。傾斜の激しい斜面では、氷雪はわずかに残るのみである。雪は雪崩を起こして滑り落ち、場所によっ ては氷河を造り出す。アイガー、グランド・ジョラスとマッターホルンの切り立った北壁を三大北壁と呼ぶ。 (マッターホルン) (麓の街、ツェルマットからの展望)
(朝焼けのマッターホルン)
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