東京・丸の内、マンハッタン計画の挫折と現状


1988年1月、丸の内地区最大の地権者である三菱地所が、丸の内マンハッタン計画とも呼ばれることになる「丸の内再開発計画」を発表した。

丸の内を中心とした一帯に高さ200メートル程度、40-50階の超高層ビル約60棟を建設し、同地区を世界有数の国際金融業務センターに

しようというものである。完成は着手から30年後を想定、再開発実施の際の、マスタープランのたたき台という位置づけであった。

 同地区は都心基盤が進んでいることから、現在1,000%である容積率を、世界最高水準である2,000%に引き上げ、この地区を金融など国際業

務機能に特化した地区と想定し、延べ床面積を現在の472ヘクタールから1,200ヘクタールへと3倍近くまで引き上げるという計画であったが、

バブル崩壊とともに挫折した。

現在でも、30棟ほどの超高層ビル群を形成しているが、高さも200m以下がほとんどで、「マンハッタン」と呼ぶには程遠いものとな

っている。

(ちなみに、マンハッタンは、100m以上の超高層ビルが400棟も林立し、200m以上の超高層ビルが68棟、300m〜600mの

超高層ビルが8棟もある)

 2000年代に入って丸の内の再開発が急速に進み、2002年8月に竣工した丸の内ビルディング2004年9月14日日本国有鉄道(国鉄)本社跡

地、JTB本社跡地、東京中央ビルヂングの跡地に丸の内オアゾが、その3日後の9月17日に重要文化財の明治生命館を保存しつつ周囲を再開

発した明治安田生命ビルが、さらに2007年4月27日には新丸の内ビルディングがオープンした。

(バブル時代の丸の内・マンハッタン計画)


(現在の丸の内、現状と計画)

(現在の丸の内・グーグルMAPより)

丸の内・大手町ランキング

ランク ビル名称 高さ (m) 階数 場所
1 グラントウキョウ ノースタワー 205 43階 丸の内一丁目
2 グラントウキョウ サウスタワー 205 42階 丸の内一丁目
3 新丸の内ビルディング 197 38階 丸の内一丁目
4 JAビル 180 37階 大手町一丁目
5 丸の内ビルディング 179 37階 丸の内二丁目
6 丸の内トラストタワー 178 37階 丸の内一丁目
7 丸の内パークビルディング 169 34階 丸の内二丁目
8 サピアタワー 166 35階 丸の内一丁目
9 東京ビルディング 164 33階 丸の内二丁目
10 日本生命丸の内ビル 158 28階 丸の内一丁目
11 日本経済新聞社 155 31階 大手町一丁目
12 パシフィックセンチュリープレイス 149 32階 丸の内一丁目
13 三菱UFJ信託銀行本店ビル 148 30階 丸の内一丁目
14 丸の内北口ビルディング 147 29階 丸の内一丁目
15 明治安田生命ビル 147 30階 丸の内二丁目
16 東京サンケイビル 146 31階 大手町一丁目
17 大手町野村ビル 138 27階 大手町二丁目
18 経団連会館 122 23階 大手町一丁目
19 新丸の内センタービルディング 119 24階 丸の内1丁目
20 朝日・東海ビル 119 29階 大手町二丁目
21 三井住友銀行本店ビルディング 117 23階 丸の内一丁目
22 三菱商事ビルディング 114 21階 丸の内二丁目
23 三菱UFJフィナンシャルグループ 110 24階 丸の内二丁目
24 東京海上日動ビル本館 108 25階 丸の内一丁目
25 りそなマルハビル 107 24階 大手町一丁目
26 KDDI大手町ビル 106 23階 大手町一丁目
27 大手町ファーストスクエア・EAST 105 23階 大手町一丁目
28 大手町ファーストスクエア・WEST 105 23階 大手町一丁目
29 大手町フィナンシャルセンター 105 24階 大手町一丁目
30 サンワ東京ビル 100 25階 大手町一丁目
31 三井物産ビル 100 24階 大手町二丁目
32 大手センタービル 100 24階 大手町一丁目
  ポイント数(ビルの高さ合計) 4468    

 

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