大阪春の陣、商業施設が3月から続々オープン
2011年3月から、大阪都心に新たに建設された超高層ビルなどに商業施設が続々と新しくオープンする。新規開業する施設、増床・改装を
実施し迎え撃つ既存店、双方とも生き残りを懸けた激しい戦いが始まる。開業時期が近づくにつれて各店の開業日が続々と発表された。
3月3日 高島屋大阪店増床工事 グランドオープン(なんば経済新聞より)
いる。昨年3月に第1期部分がオープンし、本館東側のなんさん通りに面する場所にあった事務所棟を増築し既存店舗と接続。売り場面積を5万
6,000平方メートルから7万8,000平方メートルへと約1.4倍に拡大、5階のヤング向け服飾フロア「gokai(ゴカイ)」や、7〜9階のレストラン街
「なんばダイニングメゾン」が話題となった。
リアや子育て世代をターゲットにブランドを拡充したほか、1階東ゾーンには化粧品売り場を拡大オープン、そのほか地下食料品売り場の総菜コ
ーナーを全面リニューアルした。
4月19日 大丸梅田店増床工事 グランドオープン
大。1983年の開 業以来、かつてない規模のリニューアル・増床となります。新しく、大きくなる大丸梅田店は、コンテンポラリーに、ファッショナ
ブルに、高感度でありながら デイリーニーズにも対応できる都市型ライフスタイル百貨店に生まれ変わります。また、当社が推進する 従来の百
貨店発想にとらわれない「新百貨店モデル」の現時点における集大成として、新たな店づくりを行います。
ューアルを実施しました。今後 も、年内に続々と既存フロアを改装オープンいたします。この秋から、新しく進化を始める大丸梅田店に、どうぞご
期待ください。
4月26日 あべのキューズモール グランドオープン
東急不動産は1月31日、大阪第三のターミナル「阿倍野・天王寺」駅前のモール型ショッピングセンター「あべのマーケットパーク
キューズモー
ル」(あべのキューズモール)のグランドオープン日を4月26日に決定した。
<あべのキューズモール施設外観完成予想図>
同時に、あべのキューズモール2階に出店する「SHIBUYA109ABENO」内の全35店舗を発表した。出店テナントは、SHIBUYA109で人気のブランド
を中心に、レディスウェア27店、レディスシューズ4店、アクセサリー・雑貨3店、雑貨・コスメ・軽飲食1店で構成。 レディスウエェアを中心としたテナント構成で、EGOIST、コックスの展開するVENCE、ポイントが展開する repipi armariなどが出店する。SHIBUYA109ABENOの売場面積は約4300u、店舗数は35店、目標年商は約45億円。 グランドオープンに先がけて、ホームページを開設の上、あべのキューズモールで各種特典が受けられる「キューズモールフレンズ ポイントカー ド」の会員募集を1月中旬から開始した。
あべのマーケットパーク
キューズモールは店舗面積約6万900uで店舗数250店、目標年商は400億円で、大阪府下で最大級のモール型ショッピ
ングセンターとなる予定だ。 4月29日 NU chayamachiプラスグランドオープン 茶屋町東地区で建設中の超高層ビル・タワー棟(ジオグランデ梅田)の低層階に入居する商業施設を阪急がオープンさせる。 NU chayamachiは今回のプラスのオープンにより「既存館」と「プラス」の2館体制98店の規模となる。 5月4日 大阪ステーションシティ/ ルクア グランドオープン 「ルクア」、概要発表−梅田最多の198店舗に JR西日本SC開発(大阪市北区梅田)は1月26日、5月4日に開業する大阪ステーションシティ・ノースゲートビルディングの専門店ゾーン「LUCUA (ルクア)」の概要を発表した。 地下1階〜10階で構成し、延べ床面積は4万平方メートル。25〜34歳のトレンドに敏感な働く女性をメーンターゲットに据え、全国初24店、関西 初 40店、大阪・梅田初54店を含む198店舗が出店する。 5月4日 大阪ステーションシティ/ JR三越伊勢丹グランドオープン 新店はJR西日本などが開発中の「大阪駅新北ビル」内、地下2階〜地上10階部分の百貨店ゾーンに出店。店名は「ジェイアール大阪三越伊 勢丹(仮称)」で、2011年春の開業を予定している。売り場面積は約5万平方メートルで、開店後1年間の売り上げ目標は550億円。同ビル内に は、専門店、シネコン、フィットネスクラブ、オフィスなどを導入する。 |