M I 4、上海の超高層ビル群の続編は世界一の超高層ビル

 


 

『ミッション:インポッシブル』シリーズで、主人公のイーサン・ハント役を演じている米俳優のトム・クルーズ(Tom Cruise)。次回作はシリーズ第4

 

弾となり、ドバイでの新作の記者会見で、トムはシリーズの作品それぞれを独立したものとみて欲しいと説明した上で、第4弾の正式タイトルを

 

発表した。「この映画は、『M:I-2』、『M:i:III』だから、『MI 4』になるというものではないんだ。『Mission: Impossible Ghost Protocol(原題)』、それが

 

この映画のタイトルなんだ」と、トムは語っている。

最新作は現在、ドバイの世界一の超高層ビルで撮影が行われており、公開は2011年12月を予定している。

 

シリーズ第3弾は、上海の超高層ビル群で撮影が行われ、超高層ビル間を飛躍するシーンが話題となった。また、一方で洗濯物をぶら下げた

 

物干しざおが窓から何本も突きだしている上海・下町の町並みや、間抜けな警官が登場するので、上海の上映が禁止になった。

メガホンを取るブラッド・バード(Brad Bird)監督は、ドバイでの撮影を大いに楽しみ、作品に特別なものを与えてくれたと考えている。

 

「広く、先端的な都市であるところが特に気に入っているんだ。こういう映画に求めていたスケールがある。とにかくビッグスケールな映画だから

 

ね。まるで都市全体が、お金を掛けても建てることのできない巨大なセットみたいなものだったよ」と、バード監督。

ドバイでどんな撮影を行ったのか、その詳細は明らかにされなかった。

 

ドバイで開かれた記者会見では、正式タイトルとともに世界各地での撮影を予定していることなどが発表されたが、この会見に先立ち、すでに

 

ドバイでは数シーンを撮影していた。そのひとつが、世界一高いビル、ブルジュ・ハリファでのスタント撮影だ。これまで本シリーズ以外でも目を

 

見張るアクションを見せてきたトムだが、今回のロケ地は高さ828メートル、160階建てのつわもの。全身黒の衣装に身を包んだトムは、地上

 

から約440メートルほどにある124階の展望台「アット・ザ・トップ」から外へロープで釣り下げられ、相手役とともにビルの外側を窓から窓へと駆

 

け抜けるシーンを撮影。上の階からはスタッフが、また地上からは通行人やファンが心配そうに見守り、見ているだけで思わず冷や汗の出る

 

ようなスタントをこなしていた。

 

写真:Barcroft Media/アフロ

 


 

(M I 3の上海・超高層ビル群シーンの予告編)

 

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