ニューヨーク バンク・オブ・アメリカ、環境設計でプラチナ


 アメリカ・グリーンビルディング協会(USGBC)は20日、ニューヨークでエンパイアステートビル(381m)に次ぐ、2番目の高さを誇る超高層

ビル、バンク・オブ・アメリカ・タワー(366m)を、環境パフォーマンスおよび持続可能性の評価で最高位となる「プラチナ」に認定した。

 総工費20億ドル(約1800億円)をかけた同ビルは、高さ366メートルの54階建てである。

 非営利団体のUSGBCは、環境に優しい建築とデザインの普及を促進しており、バンク・オブ・アメリカ・タワーは、超高層の商業ビルとして

は初の「プラチナ」認定となった。水やエネルギーの効率性、屋内の空気の質、環境に優しい建築資材を使用しているかなどが選考基準に

なるという。

 同タワーは、独自の熱電併給システムを有するほか、床から天井まである窓など、人工照明の使用を軽減できる造りとなっている。

 また、屋上では雨水を貯蔵し、廃水は再利用されている。さらに、男子トイレでは、水を使用しない便器を採用するなど随所に環境への配慮

が施された建物となっている。



 以下のデータ、CTBUH(高層ビル協会)の資料より

Bank of America Tower

facts
also known One Bryant Park
address 1101 6th Avenue
   
city New York City, United States
material composite
status completed
use office
   
start of construction 2004
completion 2009
global ranking Nr. 17 tallest building in the world
regional ranking Nr. 4 tallest building in North America
national ranking Nr. 4 tallest building in United States
city ranking Nr. 2 tallest building in New York City
  figures
height 365.80 meter
highest floor 234.50 meter
height to tip 365.80 meter
floors 55
floors below ground 3
elevators 51
usable floor area 115000 m²

companies
project developer Durst Organization
architect Cook + Fox Architects
architect Adamson Associates
structural engineer Severud Associates
MEP Engineer Jaros, Baum & Bowles
main contractor Tishman Construction


  上記の熱電併給システムとは、単一又は複数のエネルギー資源から、電気と熱という異なるエネルギーを同時に得るシステムで、コージェネ

レーション(熱電併給)という。例えば、発電機を稼動させて、電力を供給すると同時に、発電機のエンジンからの排熱(400度以上)を利用して、

熱交換機・貯水槽・空調設備(吸収式冷凍機など)を介して、ビルの冷房・暖房ができる。

近年、コージェネレーションが脚光を浴びているのは、エネルギー効率が高く省エネルギーを図れることから、二酸化炭素の廃出が削減でき、

地球温暖化防止策のひとつとしてあげられている。


 

inserted by FC2 system