世界一の超高層ビルからダイブで世界記録


アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに完成した高さ828メートルの世界一の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」から1月5日、スカイダイバー

2人が飛び降り、「ベースジャンプ」の世界記録を打ち立てた

 ベースジャンプは高い建物やがけの上から飛び降り、なるべく長い時間自由落下した後、ぎりぎりでパラシュートを開いて着地するスポーツ。

2人は672メートルの垂直降下を記録したという。

 

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 フランスのスパイダーマン、次は世界一の超高層ビルに挑戦

世界中のビルの壁面を命綱をつけずに素手で登る男がフランスにいる。アラン・ロベール氏、47歳、通称「フランスのスパイダーマン」。これま

でに制覇したビルは100を超す。来年1、2月にはアラブ首長国連邦ドバイにある世界一の超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」(828メートル)に

挑戦すると宣言した。

 子どものころ、ロッククライマーにあこがれ、岩壁登りの基本はボーイスカウトで教わった。出身は仏ブルゴーニュ地方のディゴワン。初めて

のビル登りは11歳の時だった。帰宅して自宅アパートのカギを忘れた彼は、働いていた親の帰りを待たずに9階の自宅まで壁をよじ登ってし

まった。

 危険とは常に隣り合わせ。19歳の時には15メートルの高さから転落し、体中を骨折して5日間の意識不明に陥った。中耳には重い後遺症

があり、今も慢性的めまいが続いている。恐怖心について、「みんなと同じようにあるよ。ただ、達成すべき目標があると、恐怖心をコントロ

ールすることができるんだ。それがおれの能力さ」

 1994年の高層ビル初挑戦以来、国内ではモンパルナスタワー(209メートル)やエッフェル塔(301メートル=アンテナ部以外)、米国の

エンパイアステートビル(381メートル)やゴールデンゲートブリッジ(227メートル)などに次々と登り続けた。

 「コツはビルをじっくり観察し、(窓枠のでこぼこなど)どこに足を置いて、どこを手でつかむか見極めること。登っている時もそれに集中して

いる」。自宅の壁や天井に取っ手を付け、壁登りのトレーニングを毎日欠かさない。「年齢? 今はまったく問題ないね」。身長164センチ、体重

51キロの小柄で引き締まった体が彼の自信を物語る。

 1回のビル登りに要する時間はおおむね平均45分。2004年の台湾・台北101(508メートル)では、その高さよりも風や雨に悩まされ4時間

もかかった。1999年の米国・シアーズタワー(443メートル)はビルの構造が複雑で、転落を一時覚悟するほどの超難関だったが、最も楽し

かった記憶でもあるそうだ。

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