朝日新聞・大阪本社「中之島フェスティバルタワー」起工




(朝日新聞・記事より


朝日新聞社は、9日、新しいフェスティ

 

バルホールや朝日新聞大阪本社などが

 

入る超高層ビル「中之島フェスティバル

 

タワー」

 

 高さ約200m(地上39階)

 

の起工式を、大阪市北区中之島2丁目

 

の建設予定地で開いた。

 

環境にも配慮した「エコビル」で完成

 

予定は2012年秋。再開発事業が相次

 

ぐ新都心・中之島を創出する。

 

 2018年ごろには、大阪市を南北に

 

貫く幹線道路「四つ橋筋」をはさんで

 

西側にある朝日新聞ビルと大阪朝日ビ

 

ルも建て替えられ、約200mの超高層

 

ツインタワーになる。



        センターコアフレーム





             メガトラス
(低層階のホール空間を確保
 するため、大規模なトラフで
 中央部分にかかる力を外周
 部へ流す)
























































 (以下、朝日フェステバルホールタワーのホームページより)





 

 

最高レベルの環境品質



数々の環境対策と、CO2 40%削減への積極的な取り組みが評価され、国土交通省の「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」に採択されました。また、CASBEE-新築 Sランク、CASBEE-HI(ヒートアイランド) Aランクを達成している。

中之島の立地を活かした、河川水利用の冷暖房システムを採用します。このシステムでは屋上の冷却塔からの排熱がなくなるため、ヒートアイランド現象の緩和に寄与します。また屋上を緑化することでさらに効果を高めます。











 

最高レベルの耐震機能





阪神大震災級の震度7の大地震でも、構造材にはほとんど変形が残らず、ビルの主要機能は維持されるという、超高層ビルでは国内最高水準※1の耐震性(Sグレード)を実現。BCP(事業継続計画)面でも威力を発揮します。

耐震グレード 中地震 大地震 適用建物の例
Sグレード 機能維持
[無被害]
主要機能確保
[軽微な被害]
防災拠点、拠点病院など地震後に機能維持が必要とされる建物
Aグレード 機能維持
[無被害]
限定機能確保
[小破]
一般病院、避難施設、コンピューターセンター本社施設など地震被害を小さくしたい建物
Bグレード 主要機能確保
[軽微な被害]
人命保護
[中破]
ある程度の地震被害を許容する一般建物(建築基準法要求レベル)
中地震
震度5強程度、建物供用期間中に1度以上発生する可能性の大きい地震。
超高層建物では、一般建物での中地震(震度5弱程度)に比べ、より大きい地震動を想定。
大地震
震度6強〜阪神大震災程度の7、建物の供用期間中に発生する可能性のある最大級の地震。
設計会社「日建設計」の調査データより
※1
中之島フェスティバルタワーは大地震でのオフィス部の変形制限を階高の1/150で設計。2003年から2009年の間に、指定検査機関の審査を受けた超高層ビル57棟のうち、変形制限を最高レベルの1/150としているオフィスビルは5棟のみ。

中間免震構造を採用

フェスティバルホール上部に免震ゴムとオイルダンパーを使った、中間免震構造を採用。上町断層による直下型地震も考慮し、阪神大震災級の震度7の1.5倍の大きさの地震動にも耐えられる、高い耐震性を誇ります。

地震時のエネルギーを効果的に吸収

免震層には最大1.5m角の鉛入り積層ゴム設置。また揺れのエネルギーを吸収するオイルダンパーと併せて、東海・東南海地震などで発生が予想される長周期地震動にも対応し、耐震性能の向上とともに、オフィスの居住性を高めます。

  • 免震ゴム免震ゴム
  • オイルダンパー





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