2020年、世界の1000m超・超高層ビルは3棟?


 CTBUH(世界高層ビル協会)の資料によると、2020年には1000mを超える超高層ビルが3棟建設されることが予想される。

その3棟は、1000m超の「ナキールタワー」(UAE・ドバイ)、基礎工事中であったが、世界的な不況で現在、凍結されている。

1001mの「ブルジュ・ムバラ・アル・カピール」(クウェート)、1000m超の「キングダム・タワー」(ダッカ・サウジアラビア)はいずれも計画中

である。

2020年のランキング20・超高層ビルの最下位には、現在、世界一(建設中は除く)の台北101(508m)が入る。ランキング20の超高層

ビルの内、中東が50%、アジアが35%を占め、1900年初頭から常に世界の超高層ビルをリードしてきたアメリカは、その地位を失う。

また、ランキング20の内、建設中の超高層ビルは55%、計画中は40%、竣工しているのは一棟のみである。

さらに、計画中の超高層ビルの内、何棟が竣工するのかは、世界経済の今後の回復状況にかかっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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