上海・超高層ビル街の現場を行く


 世界的な金融危機の影響で、海外の超高層ビルの建設が中断する中、上海の超高層ビルの建設は、相変わらずのペースで増え続け

超高層ビル街の厚みを増している。 また、2010年の上海万博も控え、都市再開発の現場が多く、上海の超高層ビル街だけではなく、中心部

周辺の現場を歩くと良くわかる。

現在、上海で最も高いビルは、上海市浦東に2008年8月に正式オープンした“上海環球金融中心(上海ワールドフィナンシャルセンター、

492m)である。このビルの完成で、さらに上海の超高層ビル街は、迫力を増した。

 同センターは日本の森ビルが主体となって建設した超高層ビルであり、高さは492メートル。2009年4月時点において世界で建設中の

最も高いビルはアラブ首長国(UAE)のドバイにあるブルジュ・ドバイで、高さは818メートル。上海環球は世界第3位であり、当然ながら

中国大陸で最も高い超高層ビルである。世界で2番目の 台湾・台北101(508m)の方が高いが、尖塔はなく本体だけの高さなので、上海環球

中心の方が迫力がある。

その上海環球を超える超高層ビル“上海中心大厦(上海センタービル)が同じ陸家嘴金融貿易区に建設中である。

上海中心は高さ632メートル(ビル本体の高さ:580メートル)で、上海環球の高さを141メートルも上回る。

上海中心は2008年11月29日に着工され、2012年にはビルの屋根を完成させたうえで一部営業を開始、2014年に完工の予定である。

(上海環球金融中心・492mとジンマオビル・421m、その隣接地では、上海中心 ・632mが建設中である。)

(周辺の超高層ビル群)

上海環球金融中心・492mの世界一の展望台・474mから見下ろしたジンマオビル・421m)

(上海環球金融中心周辺の超高層ビル群)

(浦東・陸家嘴地区から黄浦江越しに郊外へと続く超高層ビル街を望む)

(外難からの浦東・超高層ビル群の夜景、400m以上の超高層ビル(上海中心、ジンマオビル)は、雲が立ち込めて頂部が見えない)


(上海の下町で見つけた超高層ビルの写真店)

(この店で買った上海の超高層ビル街の写真の一部、超高層ビル群の高さ・厚みの凄さが分かる。撮影者は上部の写真の製作者)

(RUI YUAN・C PHOTOGRAPHY)

(RUI YUAN・C PHOTOGRAPHY)


 

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