香港初の400m級超高層ビル・香港国際金融中心(416m)は、全体が完成し、フルオープンしたのは2003年7月であり、1997年から
事業展開されていた非常に規模の大きな複合施設である。
この超高層ビルは香港駅に位置し、中環(Central)と言う香港の中心地区にある。地下鉄の中環駅と接続し、交通の要衝とも言うべき
場所である。利便性等から得られる付加価値からの収益を鑑みて、香港駅上へ複合施設が建設される事となった。
香港国際金融中心は大規模で、香港駅駅舎・第一期オフィスビル棟・第二期オフィスビル棟・ショッピングモール及び映画館・ホテル棟
の各エリアから成る。この中でも、第一期オフィスビル(210m)・第二期オフィスビル(416m)・ホテル棟(205m)は超高層ビルである。
さらに、500mに迫るInternational Commerce Center(484m)が、セントラルの対岸に建設中でこの超高層ビルと 香港国際金融中心
が2010年頃には、香港の2大ランドマークとなる。
(香港一の超高層ビルの遷移)
(1992年) (2003年) (2010年)
(建設中の香港最大の超高層International Commerce Centerプロジェクト)