WTC周辺・超高層ビル3棟のデザイン公表、完成は2011年以降


ワールドトレードセンター(WTC)・フリーダムタワー周辺の3棟の超高層ビルのデザイン公表された。完成は2011年以降の見込みで、それぞれの

高さは、379m・349m・286mである。

ニューヨークのWTC跡地の復興作業は、設計見直しや、建設費用をめぐる土地所有者と開発業者の対立で計画が二転三転して、今なお基礎

工事の段階で、象徴の主塔となる超高層ビル「フリーダムタワー(自由の塔)」の完成は、当初予定から二年遅れて2011年になる見込みである。

 跡地にはフリーダムタワーのほか、3棟の超高層ビル、犠牲者の追悼施設「メモリアル」などが建てられる予定である。 

 企業の事務所などが入居するフリーダムタワーは高さ約541mで、尖塔は自由の女神像の持つたいまつをイメージし、平和を示す復興の象徴と

される。再開発計画に合意され、工事が本格化したのは4月末で、開発の中心業者シルバースタイン不動産は「安全上の理由から設計を見直し

計画が遅れた」と説明した。
 
 世界貿易センタービル跡地の隣接地では、巻き添えになったビルの一つが4月に再建されたが、別のビルはまだ解体作業が続いている。

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