世界最大の超高層ビル、聖地メッカにまもなく一部オープン

 



世界最大の延べ床面積・150万平方メートル(甲子園球場の40倍、東京・六本木ヒルズの4倍)を誇り、UAE・ドバイの超高層ビル「ブルジュ・

 

ハリファ(828m)」に次ぎ世界で2番目の高さとなる591m・超高層ホテルが、サウジアラビア・イスラム教の聖地メッカにまもなくオープンする。

 その名称は「メッカ・ロイヤル・クロック・タワー(Mecca Royal Clock Tower)」である。高さはコンクリート部分が451メートル、さらにその上に

 

鉄骨の尖塔140メートルが伸び、先には三日月形のシンボルを抱く。合わせた高さは591メートルである。さらに、、260m、260m、250m、

 

250m、240m 、240mの7つの超高層ビルからなる複合施設で、完成時にはホテルの超高層ビルとして高さで世界一になる。

 

、ビル内部には4つのショッピングモールがあり約1000台分の車を収容する駐車場もある。ビルの中には大型のホテルがあり、10万人が一度

 

に宿泊できる。二つのヘリポートもあり会議場もある為、国際会議を行う場としても活用が可能。

 

 ハイライトはコンクリート部分最上部に完成予定の大時計台である。

 四方の各面は幅45メートル、高さ43メートル。設置されるのは「ビッグベン」の愛称で知られる英国会議事堂の時計の6倍大にもなるドイツ製

 

時計で、「世界最大の時計」とされる。昼間ならば10km離れたところからでも見える。「グリニッジ標準時を示すのとそっくりな時計盤に、メッカ

 

の時間が表示されるところがポイントだ」と支配人は説明する。

 7つの超高層ビルからなるホテル複合施設のうち最初の部分は6月末にオープン、時計はイスラム教の断食月「ラマダン」の開始を8月10日

 

に控えた7月末から動き始める。

「アブラージュ・アル・ベイト・タワーズ(Abraj al-Bayt Towers)」と名づけられたホテル群には総額30億ドル(約2800億円)が投じられた。

 

全体でスイートルームを含む3000部屋を擁し、そのほとんどから、イスラム教徒が毎日礼拝する際にその方角を向くメッカの聖モスク

 

を臨むことができる。建設はサウジアラビア政府の委託を受け、同国の建設業財閥ビン・ラディン・グループが手がけ、フェアモント・ホテル・

 

アンド・リゾートが運営する。その収益はイスラム教施設の建設や聖地の保全などのための信託に似た制度ワクフとして寄進される。」

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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