ギャラリー36集(フランス・美しき街並み)


 フランスの街角を散策してまず感動するのは、色彩の美しさ、すっきり整った美しさ、全体が調和された美しさである。奇抜なフォルムや

センスを競うよりも、周りに溶け込む調和を大切にした、時代を超えた美意識を感じさせる。

そして、なにより、あのうっとおしい電線・電柱がない。電線撤去率ほぼ100パーセント。パリの大都会はもちろん片田舎の名もない村でも

すっきりしっとり良い感じである。これが、観光世界一を誇るフランスを支えている大きな要因である。

町並みを歩く人々も、日本の大都会のように、センスの悪い奇抜な格好をした人もいない。

フランスでは、日本で都心や一部の幹線道路で行われているのと同じように電線・電柱は地中に埋設されている。

違っているのは徹底ぶり。電線・電柱以外にガス、水道、電話、下水道などライフラインがばらばらではなくまとめてすっきり地中に埋められ

ている。都会に限らず、どんな「ど田舎」でも・・・。

私達日本人は、過去から何百年以上もかけて先人が残した美しい景観を壊してきた。たとえば海外から帰国した時、成田空港から東京都

心に近付くほど、緑もなく無秩序に拡がる町並みなど、景観の醜さは目を覆う。今や日本は近隣アジア諸国にも劣る状況である。


(フランスの美しい街並み)


 

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