世界の高塔(2) モン・サン・ミシェル(フランス・ノルマンディ)


 モン・サン・ミシェルは、ノルマンディー地方西海岸、サン・マロ湾上・コタンタン半島にある小島に建つ、海面から高さ約150mの修道院。

カトリックの巡礼地のひとつであり「西洋の驚異」と称され、1979年「モンサンミシェルとその湾」として世界遺産に登録された。

干潮時(かんちょうじ)には陸地につながる小島の岩山に、8世紀に最初の修道院が建てられ、のち、ベネディクト派の修道院となった。

11世紀から拡大工事が行われ、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス様式の建物が次々に加えられた。14世紀のイギリスとの百年戦争

では要塞となり、フランス革命後は一時、牢獄となった。満潮時には、陸の孤島となる。

その後荒廃していたが、ナポレオン3世により、1865年に再び修道院として復元され、ミサが行われるようになった。19世紀には陸との間に

堤防を造成して鉄道・道路ができ陸続きになり(鉄道は後に廃止)、日本人にとって、フランスで最も人気のある観光地となっている。

1979年にはユネスコの世界遺産に登録された。2006年現在、3人の修道士が在住し、9人の修道女が近隣の町から通って運営に当たって

いる。近年、堤防の影響により、島の周囲が砂洲化しつつあり、国家事業として、かつての「島」に戻すプロジェクトが進んでいる。


(大陸側道路からの全景)

(最高部の塔)

(上層部の修道院)

(修道院への通路)

(上層部の修道院入口)

(修道院・頂部を仰ぐ)

(修道院の内部)

(修道院内部の回廊)

(下層部の沿道には、みやげ店・ホテル・レストランなどが並ぶ)

(沿道から陸続きの大陸側を望む)


(モン・サン・ミシェルの全景)

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