梅田・中之島 開発プロジェクト


 梅田は、JR2駅(大阪・北新地)・阪急・阪神・地下鉄3駅(梅田・西梅田・東梅田)・市バスターミナルが集結する日本最大級・規模のターミ

ナルで、繁華街の一日の集客は、約200万人といわれ、新宿を上回り日本一といわれる。

戦前から開発が始まり、ビルの高層化と地下街の広域化が行われ、立体的に発展してきた街である。大阪駅前地区は戦前、大阪市が

高層ビルの建設用地として区画整理したことに始まる。戦後になって、木造家屋の密集地だったところに商業ビルが建ち始め、1960年代

以降、市も再開発事業として4棟の「駅前ビル」を建てるなどして、大阪の玄関口にふさわしい街づくりを進めてきた。最近、最後まで残って

いた梅田DTタワーが完成することで、大阪駅前ようやくすべての建物がそろった。また、平行して、阪急・阪神などによる、西梅田・東梅田の

開発が行われ、梅田全体の開発がほぼ完成した。後、JR貨物駅跡である北梅田の開発が残っているが、最近、国際コンペが行われ、

動向が注目され、その後、基本プランがまとまった。また、茶屋町周辺の再開発も平行して行われるいる。伊丹空港の航空路になっている

ため、航空法の規制で、200mを越える超高層ビルを建てることができない。

 また、再開発に伴い超高層ビルの建設が急増している中之島と梅田の各ビル群が堂島で連結され日本最大の超高層ビル群が形成

される。

 梅田・中之島地区の超高層ビル群は2012年には42棟となり、2005年現在の新宿・超高層ビル群・33棟を抜き、日本最大となる。

 伊丹空港の航空規制により、新宿200m級の超高層ビルはないが、ビル数で勝り、また超高層ビルの高さの合計(ポイント数)でも

 5612となり、新宿の5322を抜き、実質とも日本最大の超高層ビル群となる。

 今後の開発は、梅田地区では、大阪駅・改造工事に伴う北超高層ビルが建設され三越が入居し、阪急百貨店の超高層化、サンケイ

ビルの超高層ビルへの建替え、超高層マンション2棟が建設される。

また、 中之島におけるここ数年の主な開発動向を見ると、1999年に大阪国際会議場(高さ105m・延べ床面積約6万7000m2)、

2000年に大阪三井物産ビル(高さ・105m、5万4700m2)、2002年に中之島三井ビルディング(高さ・140m、7万0800m2)、味の

素グループ大阪ビルが2003年、04年に国立国際美術館(1万3500m2)が完成、新関電ビル(高さ195m、10万6000m2)も2004年

12月に完成。住友生命中之島ビル(142m・7万4000m2)も2005年8月に完成した。

 また関電・ダイビルの共同開発の一環となるダイビルイースト(高さ140m・6万m2)が2008年、同ウエスト(高さ140m・7万m2)が

2012年の完成予定である。

 また、堂島川を挟んだ阪大病院跡地の福島1丁目では、2001年に大阪第5合同庁舎(高さ・115m)が完成し、朝日放送本社ビル

(110m・送信タワー含む)の建設計画が進んでいる。ほか、その東隣では、高さ・185m、地上52階建て分譲マンション(521戸)や

1200席の多目的ホール、クリニック、伝統芸能教室、商業施設など様々な機能を導入する。2005年6月から順次着工し、2008年5月

の全施設の完成を目指す。さらに、中之島の利便性を高める為、中之島を横断する新線が京阪の天満橋から延伸して建設される。

 中之島は北側を流れる堂島川と南側を流れる土佐堀川に挟まれた細長い中州。かつては諸藩の蔵屋敷が並び、商業活動の

中心地として発展した。同東部は、赤レンガ造りの建物で大阪のシンボルである中央公会堂を始め、大阪市役所や日本銀行大阪支店など、

西洋建築が立ち並ぶ歴史のある街として、またフェスティバルホールや市立科学館などの数多くの文化施設のある国際文化ゾーンとして、

大変奥深い雰囲気のある街といえる。

 近年では、大型ハイテク会議場である国際会議場の建設を始め、美術館やホールなどの文化センターの形成が期待されるエリアへと開発

が進み、各方面から高い関心が寄せられてる。

大阪が「天下の台所」といわれた江戸時代、全国各地の物資が大阪にあった諸藩の蔵屋敷に集まっていた。蔵屋敷は、水運

の便利な中之島一帯に集中し、その数は明暦年間(1656年頃)には25、元禄年間(1695年頃)には95、天保年間(1840年頃)には125を数

える蔵屋敷があったと伝えられている。中之島地域は江戸時代においても、全国の経済の中心地として大変重要な意味をもっていた。

 (下図=中之島東部の文化ゾーン)

(下図=梅田・中之島の超高層ビル分布MAP・堂島付近で連結された日本一の超高層ビル群が形成される)

(下図=梅田〜中之島・超高層ビル群・工事中の更地が完成すると、さらに一体化した迫力ある景観となる)


 (梅田・中之島の超高層ビル群)

 

 

 


梅田・中之島 超高層ビル・ランキング

(05/10/10・更新)

順位 ビル名称 場所 高さ(m) 階数

用途

竣工

1 新関電ビル 中之島 195 41

事務所

2004
2 ハービス大阪 西梅田 190 40

リッツ・カールトンホテル他

1997
3 梅田阪急ビル(阪急百貨店) 梅田 187 41

百貨店他

2009
4 阪大跡地・マンション(仮称) 堂島 182 52

マンション

2008
5 シティタワー西梅田 西梅田 177 52

マンション

2007
6 梅田スカイビル 新梅田シティ 173 40

空中庭園・事務所・店舗

1993
7 サンケイホール 西梅田 170 40

劇場・事務所

2008
8 茶屋町アプローズ 梅田 165 34

阪急ホテル・コマ劇場

1992
9 安田生命ビル ガーデンシティ 155 40

事務所

2000
10 ハービスエントタワー 西梅田 150 28

四季劇場・店舗・事務所

2004
11 大阪駅・北ビル 梅田 150  

三越百貨店他

2011
12 ザ梅田タワー 梅田 150 43

住宅

2005
13 ヒルトンホテル 梅田 145 34

ホテル

1986
14 フェニックスタワー 梅田 145 35

事務所

1995
15 ローレルサンタクス 北梅田 143 44

マンション

2007
16 キングマンション堂島川 中之島 142 43

マンション

 
17 住友生命中之島ビル 中之島 142 29

事務所

2005
18 中之島三井ビル 中之島 140 31

事務所

2004
19 ダイビルイースト 中之島 140 30

事務所

2008
20 ダイビルウエスト 中之島 140 30

事務所

2012
21 梅田センタービル 東梅田 134 32

事務所

1987
22 梅田ピアスタワー 東梅田 132 32

事務所

1996
23 大阪駅前第三ビル 梅田 131 34

事務所・店舗

1979
24 梅田DTタワー 梅田 130 27

事務所・店舗

2002
25 中之島センタービル 中之島 130 30

事務所

 
26 阪急グランドビル 梅田 127 32

店舗・事務所

1979
27 梅田ダイビル ガーデンシティ 121 23

事務所

2000
28 大阪駅ビル 梅田 120 27

大丸・ホテル・店舗

1983
29 NTTデータ堂島ビル 堂島 120 25

事務所・通信施設

1974
30 法務総合庁舎 堂島 115 24

庁舎

 
31 大阪マルビル 梅田 113 30

ホテル・店舗

1976
32 ウエスティンホテル大阪 新梅田シティ 111 28

ホテル

1993
33 大和ハウス本社ビル ガーデンシティ 110 23

事務所

2000
34 大阪駅前第四ビル 梅田 110 25

事務所・店舗

1981
35 パークタワー 中之島 110 35

マンション

 
36 リーガロイヤルホテル大阪 中之島 107 30

ホテル

 
37 大阪三井物産ビル 中之島 104 23

事務所

 
38 大阪国際会議場 中之島 104 13

事務所

 
39 江戸堀センタービル 江戸堀 102 23

事務所

 
40 大阪モード学園 ガーデンシティ 100 21

学校

1999
41 堂島アバンザ 堂島 100 24

事務所・店舗

1999
42 ヒルトンプラザ・ウエスト 西梅田 100 20

店舗

2004

                                                    合計ポイント 5612(ビル高さの合計)


(梅田・中之島プロジェクト)

(大阪駅・北ビル)

 

(大阪駅・構内)

(新サンケイ・超高層ビル)

(梅田周辺・超高層マンション)

        (関西電力・ダイビル)

     

    (阪大病院跡地開発・堂島付近)

  (住友・中之島ビル)

 

   (中之島の新鉄道・地下路線)

 


(梅田北ヤード・貨物駅の再開発)

 

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(茶屋町・再開発)

 

1

 

 


 

梅田周辺の歴史

年代 項目
近世 江戸時代、大阪の北限で、池や沼を埋め立てたことから、「埋め田」(梅田)の地名が起こる
 
明治3年 大阪〜神戸間、鉄道開通
 
明治9年 大阪〜京都間、鉄道開通
 
明治22年 東海道線、鉄道開通
 
明治38年 阪神電鉄、営業開始
 
明治43年 阪急電鉄、営業開始
 
大正9年 阪急百貨店、営業開始
 
大正15年 御堂筋、道路工事開始
 
昭和8年 地下鉄開通(梅田〜心斎橋)・阪神百貨店、営業開始
 
昭和10年 市街地の高層化を目的とする「大阪駅前土地区画整理事業」を着手
 
昭和12年 日本一広い道路「御堂筋」完成
 
昭和36年 JR環状線が全線開通
 
昭和38年 日本初の梅田地下街オープン
 
昭和40年 日本初の新幹線・営業開始(東京〜新大阪)
 
昭和56年 大阪駅前・高層ビル完成(第1〜第4ビル、第2・第4は超高層)
 
昭和58年 JR大阪駅が超高層化される(テナントに大丸百貨点・ホテル・店舗など)
 
昭和60年以降 梅田地区、超高層ビルの建設ラッシュが始まる
 
平成2年 西梅田の超高層化・建設工事がはじまる。
 
平成5年 新梅田シティのシンボルタワー「梅田スカイビル」完成
 
平成9年 リッツカールトン・ホテル(ハービス大阪)、営業開始
 
平成12年 西梅田のガーデンシティ・タワーズ完成(超高層4棟、安田生命・ダイビル・ダイワハウス・モード学園)
 
平成13年 梅田DTタワー竣工、大阪駅前の高層化が完成
 

梅田周辺MAP


 

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地下街ネットワーク

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     (梅田・地下街ネットワーク)


 

 

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