ギャラリー68集(マッターホルン・初登頂150周年)


 ヨーロッパ・アルプスの名峰マッターホルン・4478m。スイスの独立峰で、その鋭角に聳える山の迫力ある美しい姿で、アルプスやスイスを象徴する山

である。

 英国人エドワード・ウィンパーが難攻不落といわれたマッターホルンへの初登頂を果たした1865年から数えて150周年となる2015年は、伝説の山小屋「ヘ

ルンリヒュッテ」がリニューアルオープンするとともに、麓の山村ツェルマットを中心にさまざまな記念事業やイベントが予定されている。

 アルピニズム黄金期。1786年のモンブラン・4810m、1811年のユングフラウ・4158mなど4000m級の有名な山々が次々と制覇

されていくなか、多くの挑戦者たちが命を落とすという悲劇もあり、マッターホルンへの挑戦はしばらく続いた。そんな難攻不落といわれた山を

征服したのは若き芸術家エドワード・ウィンパー(1840〜1911)。最初にウィンパーがアルプスを訪れたのは1860年、弱冠20歳の頃。


 アルピニズムに惹かれていった彼はまだ誰も成し得ていなかったマッターホルン初登頂をめざす。何人もの登山家たちがさまざまな登攀ルー

トで山頂へ挑んだ。何度か挑戦して、時には滑落したこともあったウィンパーはついに、1865年7月14日、ウィンパーは山岳ガイドのミシェル・

クロ、タウグヴァルター父子、チャールズ・ハドソン、フランシス・ダグラス卿など7人のメンバーとともに、初登頂の偉業を成し遂げた。

彼らが選んだヘルンリ尾根(ヘルンリ稜)を通る道は、今でも多くの登山家たちに愛される最も有名な登攀ルートとなっている。

残念ながら登頂を果たした仲間のうち4人は下山の途中に落下して死亡。その悲劇のロープ(ザイール)は、現在、マッターホルン登山の歴

史をさまざまな角度から紹介する「マッターホルン博物館」に展示されている。150年目となるマッターホルンは登攀ルートがライトアップされ

る。
















(麓の街・ツェルマットの初登頂150周年の横断幕)




(ツェルマット駅前の記念モニュメント)





(ツエルマットからのマッターホルン)





(展望台・3900mからのマッターホルン)



















(展望台への中間駅からのマッターホルン)






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