上海を代表する展望台は、2箇所ある。東方明珠塔と上海環球金融中心の94 階から100 階にかけては『上海環球金融中心観光庁』として
展望施設である。
東方明珠塔は、中国の上海、浦東・歩陸家嘴金融貿易区に位置するテレビ塔である。高さ468mで、アジア第1位、世界ではカナダのトロン
トにあるCNタワー(553m)、ロシアのオスタンキノ・タワーに次ぎ、第3位の高さである。浦東の超高層ビル群の中でも一際目立つ。
上海テレビ塔、オリエンタルパールタワーとも呼ばれる。3つの球状の展望台があり、350m、263m、90mの高さのところにある。
浦東新区の開発に先駆けて1990年着工、1994年11月完成。総建設費8.3億元(約12億円)である。
上海の高度経済成長に完成し、上海の変遷を見守り続けてきた。展望台からは開発の進むエネルギッシュな街の様子を見渡せる。
東方明珠塔には地上90m、263m、350mの三箇所の展望台と上海歴史陳列館があり、どれに行くかでチケットの値段が違う。。
上海環球金融中心の94 階から100
階にかけては『上海環球金融中心観光庁』として展望施設があり年間約300 万人の入場者数を見込ん
でいる。
そのうち100 階部分については、その高さが474 メートルあり、カナダ・トロントのCNタワーを抜いて世界で一番高い展望台となる。55
メー
トルの長さがあるその展望ブリッジ『スカイウォーク100』では、床の一部から下界を見下ろすことが出来るようにデザインされている。
97 階部分の『スカイウォーク97』では、その上部のガラス開口部がオープンになることにより外気を取り入れることができるよう設計されてお
り、人間と自然が交じり合う空間になる。。
94 階の部分の『スカイアリーナ94』には750 平方メートル、天井高8
メートルのスペースがあり、ここからの眺望を背景としたイベントや展示
会の開催も可能で、上海環球金融中心からの情報発信機能の一部を担う。