上海の超高層ビル群は、黄浦江の東側の浦東新区の陸家嘴地区に集中している。しかし、ニューヨーク・香港・シカゴに比べ、集中度は
低い。さらに、黄浦江の西側の浦西新区に比較的、集中している。
特に黄浦江に突き出る浦東新区の陸家嘴地区では、政府主導による開発で金融中心地の核となる超高層オフィスビル等の施設が数多く
建設され、スカイラインを短期間の内に形成させた。
1998年竣工でSOM設計のジンマオビル(420.5m)、隣地には、KPFの設計により中国国内で最も高い建物となる上海環球金融中心
(492m)が2008年にオープンした。
浦東地区にある上海匯豊大厦や浦西地区の香港新世界中心など、外資による建物の建築も多く行われている。 一方上海で加熱する
超高層オフィスや住宅建設は、万博を控えてさらに拍車がかかっている。