ギャラリー37集・ロワールの美しき古城(フランス)


ロワール渓谷は、フランスのロワール川流域に広がる渓谷である。トゥール、アンボワーズ、アンジェ、といった歴史上の重要都市

が点在し、また何よりも数々の名城が現存していることから「フランスの庭園」の異名を取る。パリの郊外で、広大な田園地帯に点在し、、

高速道路で結ばれ交通の便もよい。

2000年にまでの渓谷の主要部分がユネスコの世界遺産に登録された。代表的な名城は、シャンボールの城で、以前は単独登録されてい

たが、この物件に包含されることとなった。

 300をこえるロワールの古城のうち初期のものは、元来中世に城砦として建造され始めたものであった。例えば、1429年にフランス王シャ

ルル7世とジャンヌ・ダルクが最初に対面したシノン城も、もとはイングランド王ヘンリー2世が軍事的理由によって築いた城塞であった。

ルネサンス期のフランソワ1世の頃から政治の中心はパリに移されたものの、ロワール渓谷はなおも王族とかかわりが深かった。また、

ロワール渓谷最大の城であるシャンボール城、美しさで知られるシュノンソー城などが築かれたのもこの時代である。

ルイ14世の頃からはヴェルサイユ宮殿の存在によって、ロワール渓谷の政治的な重要性は失われたが、その後も改修などは継続された

ため、主要な城は廃れることはなく、その美しさを現在に残している。

 

(ロワール・古城MAP)

(上図、クリックで拡大)

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