高層建造物・ガイド


 人間は、古代より建設技術を手中に納めてから、建物であれ、モニュメントであれ,とにかくより高

く建てることを試みてきた。人間は,常に高さへの憧れ・欲求をもっていた。

「高層建造物」とは、古代から建造してきた建物の総称と定義する。「高層建築物」とは、人間に快適

な空間を合理的に提供する近代の産物である。1880年代のシカゴで高層建築の基礎が成立してから,わ

ずか百年余りの歴史しかない。しかし、高層建造物は、前述の高層建築が成立するはるか昔から存在し

ていた。

 たとえば、ピラミッド、ゴシック様式の大聖堂、パリのエッフェル塔など、通常の高層建築以外で、

高さに対する人間の憧れ・欲望を象徴的に具現化したものは,数多く存在している。

 2000年の現在,世界で最も高い高層建造物は,カナダのトロントにあるCNタワー(1976年完成)である

。これは建築ではなく、展望及び電波発信用の塔であり,高さは,553mを誇っている。次は,モスクワ

にあるテレビ塔(1968年完成)で、高さは535mである。

建築として最も高いのは、マレーシアのペトロナスタワーで、452mの高さを誇り、第2位は、シカゴの

シアーズ・タワー(1974年完成)で443m(アンテナを含まない)の高さがある。

 

inserted by FC2 system