HORONIC TOWER 計画概要

    

21世紀の都市生活の舞台となるHOLONIC TOWER は、それ自体が巨大な社会システムでありながら、 社会生活のさまざまな変化に対応できる建築です。「ホロン」の概念が、設計や構造はもちろん、運用 のための各種のシステムにまで貫かれた超複合建築、それがこのHOLONIC TOWER なのです。さらに、 このタワーは全てのスペースを施設で埋めてしまうのではなく、ボイド(空間の空き)を取り込んだ 立体構成になっています。このボイドを通して、風や光がふんだんに建物に注ぎ込み、住んでも、眺めても、 ドラマチックな体験が味わえる魅力的な生活空間になるのです。


耐用年数500年の長寿命建築を目指します。

21世紀の建築は、地球環境保護の視点から、建築資材の有効活用を計画の段階から意図しなければ なりません。このタワーは、足元には広大な緑地を造り、徹底した省エネルギー・リサイクルシステムに よって、周辺環境への負荷を最小限に抑えた長寿命建築です。

TOWER PLAN
        
    
HOLONIC TOWER の計画概要

●建物規模/地上 120階 相当(可変) 地下 5階
●延床面積/タワー部 680,000m2 (可変)
●建物高さ/600m
●構造種別/鉄骨造メガストラクチャー
●居住人口/5,000人
●就労人口/30,000人
        

 
150mごとに作られるスカイターミナルは、
都市の中の広場であり新しい文化創造の拠点になります。

スカイターミナル

   
スカイターミナル
               

       

スカイターミナル平面図 オフィス平面図
スカイターミナル オフィス
西側面図 東側面図
西側面図 東側面図

4隅の「コア」をメガ柱に、150m間隔の「スカイターミナル」をメガ梁とした、HOLONIC TOWERの建物の構成は、 住居、オフィス、ホテル、商店、公共施設などが、複合したひとつの街。スカイターミナルは、その 中心的なプラザで、空中庭園はもちろん、市民の憩いのためのいろいろな施設が置かれ、都市の文 化融合の舞台となります。

 


ニーズ別事業モデル



 

プランA

MODEL A

大都市の中心部ビジネス地区(既存インフラ整備済地区)の再開発を想定 したモデル。超々高層建築の市場性が最も高いケース。米国諸都市で導入されている成長管理の考え方により、都市の成熟に合わせた段階的な開発方式を導入します。




プランB

MODEL B

出典:芝浦都心居住コンペ案


都心部の居住人口の減少化傾向による都心空洞化の歯止め策として企画したモデル。 公共インセンティブ策を導入した、アフォーダブルな都心居住住宅(低廉家賃住宅)を想定しました。歴史のある大都市向けのケースです。




 

プランC

MODEL C

都心近接部の遊休地や未利用地の有効活用を図るため、様々な事業促進方策を 導入し、不動産市場の活性化を促進するモデルとして想定。東京都をはじめとする大都市が目指す「生活都市再生」の起爆剤として位置づけています。




 

プランD

MODEL D

従来の埋立地型の土地供給策ではなく、海上未利用空間を活用した環境共生型の 新都市開発モデルとして提案。併せて経済・観光特別区を設定し、エンタテイメント、コンベンション、自由交易都市をはじめとした都市経営を実現させます。




 

プランE

MODEL E

出典:国土庁新首都イメージ図上にモンタージュ


首都機能(官公庁)と各国の政府機関、国際機関、関連民間企業等 バックアップ機能をこのHOLONIC TOWER に集約し、新首都のシンボルとなるコンパクト型都市モデルとして想定。周辺部には、豊かな自然を保存し、環境共生型の新首都を創造します。


inserted by FC2 system