Q
超高層ビルの「柔構造」とは
A
地震で建物が、揺れたとき、材料・継ぎ目に生じる変形によって、その揺れを
吸収する。したがって、現在の超高層ビルは、鉄骨等の材料を組み立てる
ことによって、柔構造を実現している。
柔構造といっても、柔らかすぎると、変形してしまうので、適度な柔らかさが、
必要である。その「適度」を理論的に、解析するのが、非常に難しい。
現在では、高性能のコンピュータを用い、建築に用いるあらゆる材料の
強度・粘り等のデータを入力し、地震に対する建物の揺れを、シュミレーション
して、建物の構造の最適な設計を行う。